Ethena LabsとSecuritizeは、USDeとブラックロックのトークン化ファンドBUIDLの24/7原子交換を実現しました。

文:MKマノイロフ、THE BLOCK

翻訳：ジェシカ、Techubニュース

SecuritizeとEthena Labsは、BUIDLとUSDtbの24時間即時交換をサポートするようになり、チェーン上の流動性、柔軟性を向上させ、DeFiアプリケーションのシナリオを強化しました。

この措置は、両社の長期的な協力をさらに強化しました。以前、両者は2024年3月に機関向けのEVMチェーンConvergeを共同で発表しました。

合成ドルUSDtbの開発者Ethena Labsと実物資産トークン化企業Securitizeは、ブラックロックのトークン化ファンドBUIDL（ステーブルコインの準備資産）とEthenaのステーブルコインUSDtbとの間で、24時間体制の原子交換が実現したことを発表しました。

「USDtb流動性ファンドを通じて、Securitize認証を受けた参加者は、年間無休で、許可なしにBUIDLをEthena LabsのUSDtbに交換できるようになりました。」SecuritizeはソーシャルメディアプラットフォームXで、「この統合は、機関およびDeFiユーザーがオンチェーンの米ドルを取得する方法を最適化しました。」と述べています。

BUIDL（ブラックロックのUSD機関デジタル流動性ファンドの略称）は2024年3月に発表され、現在の公共ブロックチェーン上で最大のトークン化された国債ファンドです。今年の3月には、資産管理規模が10億ドルを突破した初めての機関レベルのオンチェーンファンドとなりました。DeFi Llamaのデータによると、BUIDLの現在の総ロック価値は28.8億ドルに達しています。

これは、SecuritizeとEthena Labsの協力の再深化を示しています。以前、両社は2024年3月にトークン化された資産向けの機関レベルのEVMチェーンConvergeを共同で発表しました。

The Blockによると、Ethena Labsは2024年12月にUSDtbを発表する際、デリバティブ取引戦略を採用する実験的なステーブルコインUSDtbと差別化されたポジショニングを形成していました。BUIDLはUSDeの準備金の90%を占め、ユーザーにUSDeとは異なるリスク特性を持つ生息資産を提供することを目的としています。

暗号通貨データプラットフォームCoinMarketCapによると、USDtbの現在の時価総額は1.65億ドル（6月26日14:48現在）で、完全希釈価値は14.6億ドルです。

The Blockはこの件についてSecuritizeとEthena Labsにコメントを求めました。