米財務長官はステーブルコインが米国債の重要な買い手になると賭け、暗号資産を金融の中心に組み込むことを促進している。

8月20日、英国《フィナンシャル・タイムズ》によると、アメリカ財務長官ベーセントは暗号資産業界が今後数年でアメリカ国債の主要な買い手になると賭けている。現在、アメリカ政府は大量の新国債の需要をサポートしようとしている。事情に詳しい関係者によれば、ベーセントはTetherやCircleなどの主要なステーブルコイン発行者に情報を求めており、これらの議論は財務省が今後数四半期に短期国庫券の販売を増加させる計画に影響を与えている。アメリカ財務省はステーブルコインがアメリカ政府債券の重要な需要源となることを望んでおり、これはホワイトハウスが暗号資産をアメリカの金融の中心に取り入れようとしている最新の兆候でもある。アメリカ債券市場で最大のトレーダーの一つであるモルガン・スタンレーのグローバル金利戦略責任者ジェイ・バリーは、「（ベーセント長官と財務省）は絶対にステーブルコインがアメリカ国債の新たな需要の真の源になると考えている。これは彼が短期債務発行の比重を増やすことに安心している理由でもある」と述べた。(金十)